2026/01/28 13:54

台北で「ローカルの夜ごはん、何食べる?」と聞かれたら、真っ先に名前を挙げたいのが滷味(ルーウェイ)。
その中でも、観光地にはほぼ出てこないのに、地元民の支持が異常に厚い名店がある。それが――
醇滷味(チュン・ルーウェイ)輔大店だ。
場所はMRT輔大駅近く。夜になると学生、近所の住民、仕事帰りの社会人が自然と吸い寄せられるように集まってくる。派手な看板もない、SNS映えを狙った装飾もない。
それなのに、なぜかいつも人がいる。
この時点で、もう“当たり”だ。
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滷味とは?──台湾の日常に溶け込んだソウルフード
滷味は、台湾の人にとってラーメンや定食よりも日常的な存在。
具材を自分で選び、秘伝の滷汁(スープ)で煮込んでもらうスタイルで、家庭の味と屋台文化の中間のような立ち位置だ。
でも正直、滷味は店によって天と地ほど差が出る。
薄い、油っぽい、後味が重い……そんな店も少なくない。
その点、醇滷味は別格。
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醇滷味が「激推し」な理由
まず一口目で分かるのが、滷汁の完成度の高さ。
濃すぎず、でもしっかりコクがある。八角や漢方の香りは主張しすぎず、素材の味を引き立てる設計。
日本人が食べても「クセが強い」と感じない、でも台湾らしさはきちんとある。
この絶妙なバランス感覚が本当にすごい。
特におすすめしたいのが、
• 鴨血(ヤーシュエ)
• 豆干(乾燥豆腐)
• 米血糕
• 高麗菜(キャベツ)
どれも滷汁が芯まで染みていて、「あ、これ台湾の日常だ…」と静かに感動する。
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観光客がほぼいない、という価値
この店の最大の魅力は、**“観光地化されていないこと”**かもしれない。
日本語メニューもないし、英語もほぼ通じない。でも、それがいい。
注文は指差しでOK。
言葉が通じなくても、湯気の向こうで黙々と鍋をかき混ぜる店員さんの姿を見ているだけで、旅の満足度が一段上がる。
「台湾に住んでる人は、こういう夜を過ごしてるんだな」
そう思わせてくれる一軒だ。
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こんな人に全力でおすすめ
• 夜市よりリアルな台北の日常を感じたい人
• 小腹が空いた夜に、軽すぎず重すぎないものを食べたい人
• 派手さより味と空気感を重視する人
• 台湾リピーター、または“通”を気取りたい人(笑)
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まとめ
醇滷味-輔大店は、
「有名じゃないけど、間違いなくうまい」
「一度行くと、また帰ってきたくなる」
そんなローカル名店の理想形だ。
台北で“ちゃんとした夜”を過ごしたいなら、
ぜひ一度、この滷味を思い出してほしい。
派手な写真は撮れない。
でも、記憶には残る一杯が、ここにはある。
